お手軽健康習慣はやっぱりウォーキングがおすすめな理由
最近運動不足だなと感じていませんか?
運動するのが健康にいいことは分かっているんだけど、ジムに行くのもお金かかるし、ジョギングするのもちょっと面倒くさいし、どうせ続かないしな……
そんな風に考えて結局なにもやっていない、なんてことになっていないでしょうか?
今回はお手軽にできて効果も抜群のウォーキングについてご紹介します!
目次
ウォーキングとは
Walking という単語の通り「歩く」ことはもちろん、健康維持や体力増強のための歩行運動の意味もあります。
ここが、単に「歩く」という行為と違う点です。
ウォーキングは、ただ歩くのではなく、
普段よりも速いスピードで歩く
ということが大事です。
人より少し早い程度でも構いませんし、できれば普通の1.5~2倍程度の速さが目標です。
歩幅を少し多めに、でも歩くピッチはそのままにすれば、十分可能です。
こうすることで、ただ普通に歩くよりも運動効果が格段に上がります。
どのくらい歩けばいいのか
では、健康を意識したときに、どのくらい歩けばいいのかということですが、時間や距離、歩幅でも変わってきますが、
男性:9200歩 女性:8300歩
が目標値です。
分かりやすい指標としては、
1日1万歩
を目標にしたいですね。
しかし、現状の日本人の平均歩数は6000~8000歩程度です。
およそ、男女ともにあと1000歩足りないと言われます。
ですがこの1000歩という数字、時間で言うと10分程度歩くと1000歩となるのです。
いつもの通勤通学に、ちょっと寄り道を足すだけで達成できてしまいますね。
歩数と言われても、万歩計なんて持っていない、という人もいるでしょう。
しかし、今やスマホで「万歩計」「ウォーキング」などで検索するだけで多くのアプリが手に入りますし、iPhoneをお使いであればもともと入っているアプリで、知らぬ間に計測してくれています。
こんな感じで、
詳しいデータを表示してくれます。
ちなみに画像は、私のiPhoneの「ヘルスケアデータ」という元々入っているアプリのものです。
目標の歩数に全然達していませんね……
夏は暑くて、どうしても運動量がガクンと落ちてしまうのです……
ダイエット効果
ウォーキングをした時のダイエット効果について、気になるところですが、一般的は他のランニングやスポーツを行った時の運動量と比べると、負荷の面ではやはり劣ります。
運動で消費するエネルギー量はというと。
体重70㎏の人が10分歩いた場合に、35キロカロリー消費します。
ランニングの場合には、15分で130キロカロリーとなります。10分あたりに直すと、87キロカロリーですから、ウォーキングの倍以上のカロリー消費量となりますね。
では、時間効率の良い他の競技をやればいいじゃないか。
ということになりますが、それでもウォーキングが勝る点がたくさんあります。
ウォーキングのメリット
他の競技ではなく、なぜウォーキングがおすすめなのかという点を考えてみましょう。
手軽にできる
1番のおすすめ理由は、手軽にできることです。
なにも、「よし、今からウォーキングしてくるぞ!」と気合を入れて出かける必要など全くありません。
スーパーへ買い物に行くこともウォーキングですし、通勤通学での徒歩だってウォーキングです。
費用がかからない
そして、ジョギングシューズを買う必要もないし、テニスラケットもいらず、ジム通いの費用も発生しない、お財布にも優しい運動です。
身体への負担が少ない
また、気合を入れてジョギングなど行ったときに、膝を痛めてしまう人が多いようです。他のスポーツ競技でも、転倒や怪我の危険もありますし、激しい動きのものですと怪我をする危険もあります。
健康のために行うことなのに、逆に健康を損ねてしまってはまさに本末転倒ですね。
継続できる
スポーツと違い、ウォーキングは普段の生活に溶け込んでいます。
学校に行くにも、会社へ行くにも、買い物へ行くにも必ず歩きますね。
これで継続ができないわけがありません。
ウォーキングの効果
では目標の歩数はいいけれど、どんないいことがあるのかというと、
- 心肺機能の強化
- 肥満の解消
- 高血圧の改善
- 動脈硬化の改善
- 肝機能の改善
- 糖尿病の改善
- 腰痛の改善
- リラックス効果
これだけの効果が期待できます。
簡単でお手軽な運動のわりには、大きな効果期待できると思いませんか?
また、気分的にもスッキリしますし、運動をしたという自信につながりますね。
精神的な健康も同時に手に入れられますので、心が元気になること間違いなしです。
歩く距離を増やすために、いつもは通らない道を通ることで、知らなかったお店を発見したり、自分の行動範囲が広がるということも、捨てがたいメリットですね。
まとめ
普通に歩くよりも少し早いスピードで、1日1万歩を目指す。
そうすることで、様々な面で健康的な効果が得られるウォーキング。
なにも準備が必要もなく、今すぐ始められる健康習慣ですよね。
最近運動不足だという人も、なかなか運動したくてもきっかけがないんだという人も、忙しくて運動なんてできないという人も、ウォーキングなら必ずできます。
あなたの健康のために、今日から歩き出してみませんか?