イスラム圏の人の食事はどこに連れていけばいいの?
もうすぐ2019年ですね。
2020年の東京オリンピックが本当に近づいてきている感じがしますね。
そんな中で特に経済効果を考えたときに外せないのがインバウンド需要。
そのインバウンド需要の中でも大きな影響を持つといわれているのが、イスラム圏からの観光客です。
そのイスラム圏の観光客が日本に来た時に一番困るのは何かというと、食べるものなんですね。
イスラム教徒の人が食べることができないものに、豚肉があります。
豚肉の他の牛肉や鶏肉が食べれるのかというと、日本にあるほとんどのお肉は食べることはできません。
ここのところは、別記事で紹介していますので、よければ参考にしてくださいね。
お肉が食べられないとなると、思った以上に、選択肢が急に減ってしまうものなんです。
そこで今回は、イスラム圏の人が安心して食べることができるお店を紹介していきます。
どんなお店に行けるのか
今回ご紹介するのは、ハラール認証のお店だとかは抜きに、一般的なお店ではどんなお店が行けるのかということを説明していきたいと思います。
日本の飲食店で出されるお肉がダメだということは前出した通りですが、では一体なにが食べられるのかというと、こちら。
- 魚
- 野菜(ビーガン、ベジタリアン向けのお店はOK!)
- 米
- ソバ
- うどん
- てんぷら(植物性油を使用したもの)
- スイーツ系(ゼラチン不使用)
はい、そんなところです。
少ない!
ではそれをふまえて、どんなお店に行けばいいのか見ていきましょう。
- 寿司屋
- ビーガン、ベジタリアン向けのお店
- おそば・うどん屋
- 天ぷら屋
- パスタ屋
- ファミリーレストラン
- スイーツ系のお店
- 定食屋
- 和食屋(注意)
こんなところです。
中にはもちろん、そのお店のメニューで食べられないものもあります。
それは、イスラム教徒の人が自分で選んで、食べられるものを頼むことになります。
ですがとりあえず、どこに入ればいいのか全く分からない、でもまわりにハラール認証のお店がない、というような場合は上記のお店に行くといいでしょう。
なにかしら、食べられるメニューがあるはずです。
和食に関しては、みりんや、料理酒が使用されているものが多いので、あまりおすすめはできません。
お味噌なども多くは「酒精」などが含まれており、これも禁止されています。
お寿司はたいてい食べられるのですが、しょうゆに含まれるアルコールが禁止されているので、注意が必要です。
まとめ
細かな点を挙げていくとどんどん食べられるものがなくなってしまうのが悲しいところですが、実際には案外そのあたりの考え方が緩いイスラム教徒の方もいます。
それに、同じ人間ですから、食べたからと言ってすぐに身体に不調をきたすというわけでもありません。
中には豚も食べてアルコールもなんのそのでお酒を飲む人だっているのですが、だからといって無理に食べさせようとしたり、まあまあいいじゃないか試しに食べてみろよ!のように軽い気持ちで勧めることもやめておいた方がいいでしょう。
相手はあまりいい気分ではないはずです。
今回はイスラム圏の人の食事をどこに連れていけばいいのか、という視点でまとめてみました。
基本的には、ハラール認証のお店を連れていけば問題ないです。
もし相手が日本ぽい料理を希望したり、ハラール認証のお店がなかった場合に、今回おすすめしたお店を思い出していただければ幸いです。