そしてネトゲは彼女のライフサイクルの中心に
こんばんは、タフィーです。
彼女のネトゲ中毒を、生暖かい目で優しく見守る日々。
本日もそんなお話。
そう、ネトゲは楽しいものですよね。
現実世界ではまず見るこのできないような美しいフィールドが目の前に広がり、見たこともない大自然やかわいい動物たち、生い茂る木々、その中を颯爽と駆け抜ける快感。
街の中を歩けば、困っている人がいたり、偉そうな王様がいたり、怪しい商人がいたりするけれども、なにも気後れすることなくそんな人たちへ話しかけることができる世界。
他のプレイヤーも同時に同じフィールドを旅することもあり、そうした人たちと仲間になって一緒にモンスターを倒す冒険に出発!
まさに心躍るような体験がそこにはありますよね!
目次
ネトゲ世界にどっぷり浸かる彼女を、はたから見る日々
でも、そんな楽しい世界でも、人間関係というものは存在しているようで、たまにそうしたトラブルを目にすることもあるようです。
他のプレイヤーがいるということは、現実世界での他人がそこに存在しているということですから、ゲームの住人だからなにをしてもいいということはありませんよね。
SNSなどの他のサービスでも同じことが言えますが、顔が見えな相手とのコミュニケーションは本来結構難しいものです。
言葉だけのコミュニケーションは、ビジネスの世界でもそうですが、かなり気を遣わないと、全然違う意味で相手に伝わってしまったりして誤解が生まれ、そこから問題に発展することもありますね。
うまく収集すればいいのですが、そのために一番の方法は会って話をすれば早いのに、ネットの世界だとそうはいきません。
言葉でいくら伝えたところで、一度は言った亀裂を修復するのは、そう簡単なことではないはずです。
そんな、少し危うい面を持つネット上のコミュニケーションですが、逆に考えるとそのメリットも見えてきます。
ネット上のコミュニケーションのメリット
- 嫌いな人とは話さなくてよい
- 好きな時だけ話せばよい
- 緩い絡みで良い
- 交流の輪が広がりやすい
- 自己紹介いらず
こういった、多くのメリットがありますね。
特に大きなメリットは、好きな人とだけ話せばいいということですね。
嫌な人は、ブロック機能を使えばその後相手から連絡を取ることはできません。
それでも粘着してくる場合にも、運営へ連絡するなど、手段はいくつか存在します。
自己紹介しなくとも、ツイッターやインスタなど、固定のプロフィールがありますし、そこで発信しているツイートなどを見ればその人となりがすぐに分かりますね。
まさに自己紹介いらず。便利です。
話をする前からどういった人なのか、趣味はなんなのか、どんな考え方なのか、どんな話し方なのか、さらには今なにをしているのか、そんなことまで分かりますから、気に入った相手とだけ話すことができます。
ゲーム上で出会った人であれば、同じ趣味があることは明白なわけですから、なおさら絡みやすいですよね。
一般的にコミュ障などと言われる人も、インターネット上だと話をしやすいというメリットも見逃せないと思います。
コミュ障ではなくとも、趣味がゲームや漫画本、アニメやアイドルといった、一部の人には受け入れられなかったり、大っぴらに言いにくいと思う人がいるような趣味であった場合にも、ネット上であれば恥ずかしいなどと思わずに好きなように表現することができます。
好きな趣味について発信することで、同じ趣味の人が見つかって、その人と簡単につながることができるというのは、とても便利なことですよね。
実際に、私の周りでも好きなアニメのネット上のつながりがキッカケで、交際に発展した人であったり、ゲームのつながりで最終的に結婚した人などがいますし、今や当たり前のコミュニケーションの形なのだと実感します。
インターネット上の相手は顔が分からないから怖い、というのは過去の話なのではないでしょうか。
もちろん、未成年が気軽にインターネット上の大人と会うには、まだいくつもハードルがあるように思いますし、危険も潜んでいるのが事実です。そのあたりは、親の目であったり、きちんとした運営であることが条件になるのは仕方ありません。
ですが、私たちが普段過ごしていて、実際に会うことができる人は限られています。
そこらへんに歩いている人に声をかけるわけにはいきませんが、ゲーム上であればそこら辺を歩いている人に声をかけるのも特におかしなことではありません。
そんな、素敵な世界がゲーム上には広がっているのです。
まとめ
同じ趣味の人と気軽につながれる世界。
それがネトゲ、ソシャゲのなによりの魅力ですね。
そんな世界にどっぷりつかることが果たしていいことなのかどうか、わかりません。
ですが、最高の気晴らしになることもあるでしょう。
現実と仮想現実の間を行き来する彼女。
これからどっちの世界の住人になっていくのでしょうか……